講誦(読み)コウショウ

デジタル大辞泉 「講誦」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょう〔カウ‐〕【講×誦】

詩文を講じ、また声をあげて読むこと。
儒家絃歌―の声を」〈中島敦弟子

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精選版 日本国語大辞典 「講誦」の意味・読み・例文・類語

こう‐じゅカウ‥【講誦】

  1. 〘 名詞 〙
  2. こうしょう(講頌)
    1. [初出の実例]「春の花は面々に、酣暢の筵に闌入す、晩の鶯は声々に、講誦の座に予参す〈大江朝綱〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
  3. こうしょう(講誦)

こう‐しょうカウ‥【講誦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょう」は「誦」の漢音 ) 書物詩歌などを講じ、声をあげて読むこと。こうじゅ。〔広益熟字典(1874)〕〔史記儒林伝〕

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普及版 字通 「講誦」の読み・字形・画数・意味

【講誦】こう(かう)しよう

講読。〔史記、儒林、仲舒伝〕春秋を治むるを以て、孝景の時士と爲り、帷を下して誦す。弟子傳ふるに久(古い者順)を以てし、業を相ひ受く。或いは其の面を見る(な)し。

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