讃岐夢豚(読み)さぬきゆめぶた

事典 日本の地域ブランド・名産品 「讃岐夢豚」の解説

讃岐夢豚[畜産]
さぬきゆめぶた

四国地方香川県の地域ブランド。
1994(平成6)年にイギリスからバークシャー種を導入し、香川県の畜産試験場で開発された。1998(平成10)年に讃岐黒豚として出荷がスタートしたが、農林水産省指導によりバークシャー純粋種のみを黒豚と表示できることとなった。そのため、バークシャー種50%以上の豚を讃岐夢豚と表示して出荷するようになった。一般の豚の飼育期間よりも長い7ヶ月間をかけ、麦類を与えて飼育。脂肪は真っ白で甘みがあり、風味がある。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「讃岐夢豚」の解説

讃岐夢豚

香川県産の銘柄豚肉。香川県畜産試験場が開発した豚の改良品種で、肉質のよいバークシャー種の血統割合を50パーセント以上含み、麦を給与して育てる。当初「讃岐黒豚」と命名されたが、その後バークシャー純粋種以外の肉に“黒豚”と表示することが禁止されたため、名称変更

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