日本歴史地名大系 「谷内古墳群」の解説
谷内古墳群
やちこふんぐん
古墳群の南端にある尾根上の標高一四〇―一四九メートルに、墳丘裾を接するように一三号墳(尾根の最先端)から一六号墳(最高所)が並ぶ。一三号墳は南北一八・九メートル×東西一八・三メートルの方墳。一四号墳は南北一七メートル×東西一三・五メートルの長方形墳。一五号墳は南北九・七メートル×東西約七メートルの方墳。三基とも東側が西側より標高差が大きく、平野側からの見かけを意識して築かれたと考えられている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報