谷口五郎(読み)タニグチゴロウ

デジタル大辞泉 「谷口五郎」の意味・読み・例文・類語

たにぐち‐ごろう〔‐ゴラウ〕【谷口五郎】

[1901~1980]野球選手・指導者。佐賀の生まれ。早大投手として活躍し、同校黄金時代を築いた。卒業後、大連実業団に入り都市対抗野球投打に活躍、チーム優勝に導く。戦後巨人大洋横浜DeNA前身)のコーチを務め、多くの投手を育成した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「谷口五郎」の解説

谷口五郎 たにぐち-ごろう

1901-1980 大正-昭和時代の野球選手。
明治34年1月2日生まれ。早大のエースとして黄金時代をきずく。大正11年三田-稲門戦で逆ワインドアップ事件をおこす。大連実業団にはいり,昭和3年の都市対抗で投打に活躍し,優勝。戦後,巨人,大洋のコーチをつとめた。54年野球殿堂入り。昭和55年9月26日死去。79歳。佐賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android