谷安殷(読み)たに やすしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「谷安殷」の解説

谷安殷 たに-やすしげ

1669-1721 江戸時代前期-中期商人
寛文9年生まれ。家は代々和泉(いずみ)(大阪府)堺(さかい)の豪商幕府の貨幣制度改革について新井白石に意見書をだし,正徳(しょうとく)4年正徳金銀の発行をみた。平間長雅(ひらま-ちょうが)に師事して和歌にもすぐれた。享保(きょうほう)6年9月18日死去。53歳。通称は長右衛門。号は中正斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む