デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊島由誓」の解説 豊島由誓 としま-ゆうせい 1789-1859 江戸時代後期の俳人。寛政元年生まれ。江戸蔵前の札差(ふださし)井筒屋の番頭。主人の夏目成美(せいび)に俳諧(はいかい)をまなび,成美の死後は宗匠として独立。もとめられて,おおくの序文・跋(ばつ)文をかいている。安政6年9月2日死去。71歳。通称は久蔵。別号に坎窩,為誰庵,凌雨堂。編著に「其角発句集」「成美発句集」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例