豊永斧馬(読み)とよなが おのま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊永斧馬」の解説

豊永斧馬 とよなが-おのま

1838-1864 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)9年1月生まれ。土佐(高知県)安芸(あき)郡の農民武市瑞山(たけち-ずいざん)らにまなび,土佐藩民兵となる。五十人組にはいり攘夷運動に奔走元治(げんじ)元年,清岡道之助らと獄中瑞山釈放をもとめて野根山に結集したが,捕らえられて9月5日処刑された。27歳。名は方鉄。通称は別に音馬。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android