貝ヶ窪貝塚(読み)かいがくぼかいづか

日本歴史地名大系 「貝ヶ窪貝塚」の解説

貝ヶ窪貝塚
かいがくぼかいづか

[現在地名]桜川村浮島

浮島うきしまの中央の台地斜面から平地にかけて存在し、明治二七年(一八九四)、昭和三一年(一九五六)発掘調査が行われた。縄文前期の浮島式土器の標準遺跡となった貝塚で、貝塚の大きさは幅九メートル、長さ約一八メートル。貝塚を構成する貝は二〇余種で、とくにアカニシカキハマグリカガミガイアサリ、シオフキが多く発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「貝ヶ窪貝塚」の意味・わかりやすい解説

貝ヶ窪貝塚
かいがくぼかいづか

浮島貝塚

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android