貝回し(読み)バイマワシ

デジタル大辞泉 「貝回し」の意味・読み・例文・類語

ばい‐まわし〔‐まはし〕【貝回し/海×廻し】

貝独楽ばいごまを回して勝負を争う遊び。ばいうち。 秋》奉公にゆく誰彼や―/万太郎

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精選版 日本国語大辞典 「貝回し」の意味・読み・例文・類語

ばい‐まわし‥まはし【貝回・海&JISF99B;廻】

  1. 〘 名詞 〙 貝独楽(ばいごま)ござや厚い布などの上でまわし、はじき出した方を勝ちとする子どもの遊び。貝徳(ばいとく)。《 季語・秋 》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. 貝回〈絵本御伽品鏡〉
      貝回〈絵本御伽品鏡〉
    2. [初出の実例]「よい年をして螺(バイ)まはし・扇引・なんこ呼びて、自づと子供心になりて立噪ぎ」(出典浮世草子好色一代男(1682)五)

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