貧困ライン(読み)ヒンコンライン

デジタル大辞泉 「貧困ライン」の意味・読み・例文・類語

ひんこん‐ライン【貧困ライン】

貧困層割合を把握するために使用される指標。必要最低限生活水準を維持するために必要な収入を示す絶対的貧困ライン、所得または消費分布で下位一定割合の水準を示す相対的貧困ライン、世界銀行が設定する国際貧困ラインなどがある。→絶対的貧困率相対的貧困率
[補説]日本はOECDの相対的貧困ラインを採用。これは、全世帯の等価可処分所得中央値半分で、平成24年(2012)の日本の貧困ラインは122万円(平成25年国民生活基礎調査より)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android