ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「販売肥料」の意味・わかりやすい解説 販売肥料はんばいひりょう かねごえ,金肥ともいう。自給肥料の対語。農家がまだ人糞尿,堆肥,厩肥などの自給肥料を多用していた頃,商品として売出され,金銭によって買われる肥料という意味で金肥と名づけられたもので,人造肥料や化学肥料と同義に用いられる場合もある。江戸時代から,油かすや魚肥などが金肥として取扱われたが,現代では硫安,石灰窒素,過リン酸石灰などの化学肥料がはるかに多く用いられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by