コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

魚肥 ギョヒ

4件 の用語解説(魚肥の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぎょ‐ひ【魚肥】

魚を原料として作った肥料。窒素燐酸(りんさん)分に富む。干し鰯(か)・絞り滓(かす)など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

魚肥【ぎょひ】

魚類を加工した有機質肥料。干し魚粉,魚かす,荒かすなどがある。かつてはほしか(干鰯)と〆かすが主であった。魚かすは魚を蒸し煮,圧搾し,油や水分を除いたもので,魚油生産の副産物であることが多い。
→関連項目アルカリ性肥料干鰯問屋

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ぎょひ【魚肥 fish manure】

魚類を乾燥し,あるいは油を絞りとって作った肥料のことで,普通は窒素9~10%,リン酸4~5%を含む。窒素とリン酸に富んでおり,肥効は高いが,化学肥料に比して著しく高価であるので現在は肥料としての消費は少ない。江戸時代の初期にワタ,アイ,タバコなどの商品作物用の肥料として取引され,明治の半ばまでは日本の販売肥料の中心を占めていた。生産,消費は昭和10年ころが最高であったが,第2次大戦後のイワシニシンの漁獲高激減などにより生産量は減少した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ぎょひ【魚肥】

魚を肥料としたもの。乾燥させたものやしぼりかすなどがある。窒素分・リン酸分に富む。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の魚肥の言及

【干鰯問屋】より

…江戸時代の魚肥の問屋兼仲買商。農業生産における魚肥の施用は戦国期に始まるが,江戸時代に入って大衆的衣料として普及した木綿の原料としての綿作の発展は,速効性にすぐれた購入肥料としての魚肥の需要を増大させ,大坂,江戸をはじめ各地に魚肥を扱う干鰯問屋が成立した。…

※「魚肥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

魚肥の関連キーワード乾燥酵母乾燥卵メース油を絞る豆粕乾燥食肉製品乾燥豆乳コプラミールストックフィッシュさく河性魚類(さくかせいぎょるい)

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

魚肥の関連情報