貫籍(読み)カンジャク

デジタル大辞泉 「貫籍」の意味・読み・例文・類語

かん‐じゃく〔クワン‐〕【貫籍】

律令制で、本籍地戸籍。かんせき。→貫属かんぞく1

かん‐せき〔クワン‐〕【貫籍】

かんじゃく(貫籍)

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精選版 日本国語大辞典 「貫籍」の意味・読み・例文・類語

かん‐せきクヮン‥【貫籍】

  1. 〘 名詞 〙かんじゃく(貫籍)
    1. [初出の実例]「貧賤人は一切政治的の貫籍(カンセキ)中より抹殺し去らんと欲するは」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)

かん‐じゃくクヮン‥【貫籍】

  1. 〘 名詞 〙 本籍原籍。特に、班田農民の本籍地の戸籍をいう。浮浪逃亡、解放された賤民は、原則として所在地で戸籍をつくられた。貫属。かんせき。

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普及版 字通 「貫籍」の読み・字形・画数・意味

【貫籍】かんせき

本籍。

字通「貫」の項目を見る

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