貫属(読み)カンゾク

デジタル大辞泉 「貫属」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぞく〔クワン‐〕【貫属】

戸籍のある土地本籍地。→貫籍かんじゃく
明治時代、その人がある地方自治体管轄に属すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貫属」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぞく クヮン‥【貫属】

〘名〙 (「貫」は戸籍の意)
① 戸籍のある土地。本籍地。→貫籍(かんじゃく)。〔令義解(718)〕〔白居易新楽府・新豊折臂翁〕
② 地方自治体の管轄に属すること。
新聞雑誌‐一四号・明治四年(1871)九月「東京府貫属(クンゾク)中の人当春より今秋に至り百十余名活計の目途をなし」

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普及版 字通 「貫属」の読み・字形・画数・意味

【貫属】かんぞく

本籍地。

字通「貫」の項目を見る

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