貴介(読み)キカイ

精選版 日本国語大辞典 「貴介」の意味・読み・例文・類語

き‐かい【貴介・貴价】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高い身分。貴い地位、また、その人。
    1. [初出の実例]「貴介公子の身なれば、富貴、超越した也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公二六年〕
  3. 相手使いを敬っていう語。
    1. [初出の実例]「遠方又々労貴价候、御細書委曲拝見」(出典:白石先生手簡(1725頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「貴介」の読み・字形・画数・意味

【貴介】きかい

高い身分。〔左伝、襄二十六年〕夫(か)の子(ひと)を王子圍と爲す。寡君主君)の貴介弟なり。

字通「貴」の項目を見る

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