デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「貴田惟邦」の解説 貴田惟邦 きだ-これくに ?-1822 江戸時代後期の武士。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。代々兵学師範をつとめる貴田家をつぐ。文化5年蝦夷(えぞ)地(北海道)箱館詰めとなり,宗谷をへて樺太(からふと)(サハリン)にわたり警備につく。のち用人となり,軍法編集方をつとめる。文政5年9月16日死去。本姓は山形。通称は十郎右衛門。著作に「熱多羅払(えとろふ)談」「加剌払多(からふと)異聞」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例