費用逓減産業(読み)ヒヨウテイゲンサンギョウ

デジタル大辞泉 「費用逓減産業」の意味・読み・例文・類語

ひようていげん‐さんぎょう〔‐サンゲフ〕【費用逓減産業】

総費用に占める固定費割合が非常に大きく、生産量が増加するほど平均費用が減少するという特性を持つ産業
[補説]大規模な設備投資や研究開発が必要となるため新規参入が困難で、自然独占が生じやすい。鉄道電力・通信など公共性の高い分野では、政府による規制が必要とされてきたが、技術革新需要拡大に伴って、自由化による競争導入が進められている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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