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自然独占 しぜんどくせん

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大辞林 第三版の解説

しぜんどくせん【自然独占】

その産業分野の有する自然の条件や技術的な特性によって、競争的となりえず、必然的に独占状態となること。産出の限られた天然資源、電力などの公益産業にみられる規模の経済性などが原因となる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しぜん‐どくせん【自然独占】

産業全体の生産量を複数の企業で生産するより1社で生産した方が、全体の総費用が少なく効率的な場合、競争が成り立たず、独占状態になること。原因として、規模の経済性や資源の希少性などがある。→地域独占費用逓減産業

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世界大百科事典 第2版の解説

しぜんどくせん【自然独占 natural monopoly】

財貨・サービスの供給において,これを複数の企業が行うよりも一つの企業が行うほうが低費用で供給できるという事情があるとき,その市場で成立する売手独占をいう。自然独占は,単一の財貨・サービスを供給する場合において,供給規模の増大に伴い供給費用が逓減するという〈規模の利益〉が著しい分野,あるいは複数の財貨・サービスを供給する場合において,その供給を複数の専業企業(一つの財貨・サービスをもっぱら供給するもの)が行うよりも一つの企業がそのすべてを供給することが低費用の供給を可能にするという,複数の財貨・サービス供給の費用上のメリットが著しい分野で成立する。

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世界大百科事典内の自然独占の言及

【公企業】より

…第2は,公益事業の公共部門による運営である。郵便事業,電話,鉄道,船舶,航空,電気,ガス事業などは,規模の経済性が大きく,自由競争にゆだねれば市場は独占化するといわれる(自然独占)。独占の弊害から消費者を守るために,このような事業に対しては,民間企業が経営する場合にも料金形成やその他の経営面に公的介入が行われるが,公共部門がそれらを直接に経営する場合もあるのである。…

※「自然独占」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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