賀の歌(読み)ガノウタ

デジタル大辞泉 「賀の歌」の意味・読み・例文・類語

が‐の‐うた【賀の歌】

祝いの気持ちを表した歌。古今和歌集をはじめ、勅撰集部立て一つとして、これらの歌を納めるが、特に長寿を祈る歌が多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賀の歌」の意味・読み・例文・類語

が【賀】 の 歌(うた)

  1. 和歌分類の一つ。特に歌集の部立ての一つ。祝賀の歌の巻。賀の祝いに際して、長寿を寿(ことほ)いで詠んだ歌。産養(うぶやしない)大嘗会悠紀主基の歌、祝いの題詠歌などを収める。古今集にこの部立てが設けられてからは、以後の勅撰集も多くこれにならった。賀歌(がか)
    1. [初出の実例]「賀哥」(出典:古今和歌集(905‐914))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android