賞心(読み)しょうしん

精選版 日本国語大辞典 「賞心」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しんシャウ‥【賞心】

  1. 〘 名詞 〙 風景の美しさを味わって楽しむ心。また、広く、物を賞美する風流な心。
    1. [初出の実例]「三官如旧賞心新、更賜御衣衆人」(出典:江吏部集(1010‐11頃)中・左丞相尊閤賀帯三官)
    2. 「賞心は必しも山水の奇絶にもよらじ」(出典:俳諧・鶉衣(1727‐79)続)
    3. [その他の文献]〔謝霊運‐遊南亭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「賞心」の読み・字形・画数・意味

【賞心】しよう(しやう)しん

山水などをめでる心。南朝宋・謝霊運〔魏の太子中集詩に擬す、八首の序〕天下良辰美景・賞心・樂事(らくじ)、四(あは)せし。

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