賤役(読み)センエキ

デジタル大辞泉 「賤役」の意味・読み・例文・類語

せん‐えき【×賤役】

いやしい仕事。いやしい役務

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精選版 日本国語大辞典 「賤役」の意味・読み・例文・類語

せん‐えき【賤役】

  1. 〘 名詞 〙 いやしい仕事に従うこと。また、いやしい役務。せんやく。
    1. [初出の実例]「板築賤役(センヱキ)也〔文選〕」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. 「威氏刑せられて賤役に服する事」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
    3. [その他の文献]〔列子‐黄帝〕

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普及版 字通 「賤役」の読み・字形・画数・意味

【賤役】せんえき

いやしい仕事。〔列子黄帝宣王の牧正、役人梁鴦。~能く野禽獸をふ。~虎狼鶚(てうがく)のと雖も、柔順ならざる無し。王~毛丘園をして之れ(其の術)を傳へしむ。梁鴦曰く、鴦は賤役なり。何のありて以て爾(なんぢ)にげん。

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