賦命(読み)ふめい

精選版 日本国語大辞典 「賦命」の意味・読み・例文・類語

ふ‐めい【賦命】

〘名〙 うまれつき。生来運命天賦(てんぷ)
破提宇子(1620)二段「惣じて万物に事理の二つあり。這事あれば此理なくて叶はず。此理を賦命(フメイ)と云ふ」 〔杜甫‐送韋十六許事充同谷防禦判官詩〕

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普及版 字通 「賦命」の読み・字形・画数・意味

【賦命】ふめい

天分。宋・軾〔常州に居住するを乞ふ表〕臣、性を受くること剛(がうへん)、賦命奇窮、に罪を天に下(しも)に助け無し。怨仇(こもごも)積み、罪惡生し、疑似に陷る。

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