賦命(読み)ふめい

精選版 日本国語大辞典 「賦命」の意味・読み・例文・類語

ふ‐めい【賦命】

  1. 〘 名詞 〙 うまれつき。生来運命天賦(てんぷ)
    1. [初出の実例]「惣じて万物に事理の二つあり。這事あれば此理なくて叶はず。此理を賦命(フメイ)と云ふ」(出典破提宇子(1620)二段)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐送韋十六許事充同谷防禦判官詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「賦命」の読み・字形・画数・意味

【賦命】ふめい

天分。宋・軾〔常州に居住するを乞ふ表〕臣、性を受くること剛(がうへん)、賦命奇窮、に罪を天に下(しも)に助け無し。怨仇(こもごも)積み、罪惡生し、疑似に陷る。

字通「賦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android