疑似(読み)ギジ

デジタル大辞泉 「疑似」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐じ【疑似/擬似】

[名](スル)
本物によく似ていてまぎらわしいこと。また、そのもの。「―コレラ
そっくりまねをすること。
みだりに洋客の口気を―するの論なり」〈吉岡徳明・開化本論〉
[類語]似る瓜二つ生き写し丸写しそのままそっくり酷似相似似通う似寄る似寄り似付く類する類似近似肖似空似もどき紛い紛らわしい似非カーボンコピー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「疑似」の読み・字形・画数・意味

【疑似】ぎじ

まぎらわしい。〔呂覧、疑似〕疑似の迹は察せざるべからず。之れを察すること、必ず其の人に於てす。~澤に入りては牧に問ひ、水に入りては漁師に問ふ。奚(なん)の故ぞ。其の之れを知ること審らかなればなり。

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