

るなり」と手遊びのものを相送る意とする。〔周礼、春官、男巫〕に「
、堂
(だうそう)す」とあって、堂贈は古い祭儀の名。〔杜子春注〕に「
とは疫を
ふを謂ふなり」、また〔周礼、春官、占夢〕に「季
、王の
を聘(と)ふ。吉
を王に獻ず。王拜して之れを受く。乃ち四方に舍
(せきはう)(釈菜して祭る)して、以て惡
を
る」とあり、贈とは悪夢や悪疾を他に移し送ることをいう。これを玩弄の器に移して遺棄することもあって、「玩好相ひ
る」という訓を生じたのであろう。もとは厄払いの呪儀であった。死者におくるものを賻贈(ふそう)といい、これも本来は祓邪の意をもつものであったと思われる。金文の〔段
(だんき)〕に、冬祭の蒸の次の日に、曾の祭が行われており、のちの堂贈にあたるものであろう。
立〕
ムツブ・オクル・オクリモノ 〔字鏡集〕
オクル・マス・ムツブ
dz
ng、
dji
ngは声義近く、
は〔説文〕六下に「物相ひ
加するなり。一に曰く、
るなり。副ふるなり」とあって、物を送ることをいう。
は盤(舟)中のものを捧げる形。貝はもと財貨というよりも、祓邪の呪器であった。
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贈・恵贈・顕贈・持贈・受贈・親贈・
贈・追贈・堂贈・賻贈・分贈・捧贈・
贈・賄贈出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...