赤堀 信平(読み)アカホリ シンペイ

20世紀日本人名事典 「赤堀 信平」の解説

赤堀 信平
アカホリ シンペイ

大正〜平成期の彫塑家 日展参与。



生年
明治32(1899)年3月15日

没年
平成4(1992)年12月21日

出生地
東京・本郷西片町

出身地
福島県

別名
別名=赤堀 紅石(アカホリ コウセキ)

学歴〔年〕
東京美術学校別科〔大正14年〕卒

主な受賞名〔年〕
帝展入選(第3回)〔大正10年〕「御燈」,帝展特選(第6回)〔大正14年〕「地に立ちて」,帝展特選(第7回)〔大正15年〕「大地を行く」,帝展特選(第8回)〔昭和2年〕「空」

経歴
大正2年頃から牧俊高に就いて木彫を学ぶ。10年第3回帝展に「御燈」を出品して初入選。朝倉文夫に師事し、美校で彫塑を修めた。14年第6回帝展出品の「地に立ちて」他連続3度特選を得た。昭和18年に興国美術院を結成。28年日本彫塑家クラブの創立参画。文展・東邦彫塑院展・日展などの審査員を歴任する。共著に「明治・大正・昭和の仏画仏像〈2〉昭和編〈1〉」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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