赤外線暗視装置(読み)せきがいせんあんしそうち

百科事典マイペディア 「赤外線暗視装置」の意味・わかりやすい解説

赤外線暗視装置【せきがいせんあんしそうち】

赤外線を利用して暗所で目に見えないものの映像を見る装置。赤外線を目的物に照射して,その反射映像をイメージ管などの電子管可視光線に変え肉眼で見るアクティブ方式ノクトビジョン)と,常温物体が放射する赤外線を半導体素子などで検知して可視の映像を得るパッシブ方式とがある。暗夜の戦場監視,小銃との併用,また文書絵画鑑定などに利用される。
→関連項目電子兵器

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android