赤崎海岸(読み)あかさきかいがん

日本歴史地名大系 「赤崎海岸」の解説

赤崎海岸
あかさきかいがん

津谷つや川河口北方の白砂青松の海岸。この地には延長約一キロ、幅約七〇メートルにわたり広大な防潮林が続く。本吉郡沿岸部最大の防潮林で、文政一二年(一八二九)高潮防御のため、小泉こいずみ村の村人の手により植えられたもので、苗木は村の西方の山の自然生を選び、当初の植付面積は長さ四一三間・幅三九間であったという。その後さらに植継がれて現在の姿となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「赤崎海岸」の解説

赤崎海岸

宮城県気仙沼市、津谷川の河口部にある海岸。白砂青松の美観で知られたが、2011年の東日本大震災津波により砂浜・砂丘地や松林は削られ、汀線は大幅に後退した。

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