僅少(読み)キンショウ

デジタル大辞泉 「僅少」の意味・読み・例文・類語

きん‐しょう〔‐セウ〕【僅少】

[名・形動]ほんのわずかであること。また、そのさま。「僅少の差」「僅少な金額」
[類語]些少さしょう微少少ない少し少しく少少少数少量僅僅きんきんわずか数えるほど少なめ軽少微微最少微量一つまみ一握り一抹紙一重すずめの涙残り少ないちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三たったただたかだかしばらくなけなし低い手薄内輪軽微微弱ちびちび一息鼻の差ちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「僅少」の意味・読み・例文・類語

きん‐しょう‥セウ【僅少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) わずかなこと。また、そのさま。少しばかり。
    1. [初出の実例]「僅少(キンセフ)なりと雖ども以て卿が衣食に充るを得ば幸甚」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android