起山師振(読み)きざん ししん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「起山師振」の解説

起山師振 きざん-ししん

1318-1386 南北朝時代の僧。
文保(ぶんぽ)2年生まれ。豊後(ぶんご)(大分県)の人。京都臨済宗(りんざいしゅう)三聖寺愚直師侃(ぐちょく-しかん)に師事し,その法をつぐ。京都の真如寺,東福寺などの住持をつとめた。至徳3=元中3年10月18日死去。69歳。著作に「起山和尚語録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例