越俎(読み)エッソ

関連語 名詞 実例 項目

精選版 日本国語大辞典 「越俎」の意味・読み・例文・類語

えっ‐そヱッ‥【越俎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「荘子‐逍遙遊」に「庖人雖庖、尸祝不樽俎而代上レ之也」とあるところから。「越」はうばうの意 ) 他人の職分、権限を犯すこと。越権行為。
    1. [初出の実例]「近選今人詩集。人詆其越爼」(出典五山堂詩話(1807‐16)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「越俎」の読み・字形・画数・意味

【越俎】えつ(ゑつ)そ

本分をこえて、他人の職分を犯す。〔荘子、逍遥遊〕を治めずと雖も、尸(ししゆく)(尸(かたしろ)や祝(はふり))俎を越えて之れに代らず。

字通「越」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む