精選版 日本国語大辞典 「足並」の意味・読み・例文・類語
あし‐なみ【足並】
〘名〙
※夫木(1310頃)二七「かたがたにいどめる駒のあしなみをさつきならではいつかくらべん〈大中臣輔親〉」
② 多数の人々の、考え方、行動の揃い具合。その一致の仕方。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「学生一同が〈略〉歩調(アシナミ)を揃へて未熟な嚮導者の後に従ったことを謝し」
③ (「に」をともなって、副詞的に用いる) 一足ごとに。一歩進むごと。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報