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足入れ あしいれ

大辞林 第三版の解説

あしいれ【足入れ】

婚姻成立の祝いを婿方ですませたあと、ある期間は夫婦の寝所を嫁方に置き、そののち妻が夫の家に移る婚姻形式。
婚姻の正式の披露をあとまわしにして、まず嫁が婿方に入ること。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

あしいれ【足入れ】

婚姻居住が究極的には夫方居住であることを規範とする場合に,妻の正式引移り以前の段階で行われる一時的夫方居住または儀礼的入りをいう。いずれもこれをもって実質的婚姻関係が開始される。関東以西に広く分布するがその内容は必ずしも一致しない。伊豆諸島では妻となる女性が水か薪を持って夫の家に行き,その親と対面をすませることをアシイレといい,以後しばらく妻方や寝宿に婚舎をおく婚姻が成立する。この場合のアシイレは実質的婚姻生活の前段階として,夫の妻に対する一時的訪婚の開始を公的に承認することを意味する。

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