踊城跡(読み)おどりじようあと

日本歴史地名大系 「踊城跡」の解説

踊城跡
おどりじようあと

[現在地名]牧園町宿窪田

天降あもり川左岸沿い、標高二二七メートルを最高地点とするシラス台地に築かれた山城踊郷にあり横川・税所・北郷北原各氏が領したというが(三国名勝図会)、当城との関連は明確ではない。

真幸院主北原氏系図(地誌備考)は大永六年(一五二六)北原祐兼が当地を領したとし、「地誌備考」は北原兼親が重臣の白坂兼頼を城主とし、天文二一年(一五五二)地頭は財部盛住だったとしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android