

に作り、「行を止むるなり」と訓し、一曰として「竈上祭(さうじやうさい)の名なり」とする。天子の出行のときの警蹕(けいひつ)(護衛のさきばらい)をいう語であるが、もと神事に際して行われたことであるらしく、〔礼記、曾子問〕に「
、
を出で、
に入るとき、必ず蹕す」とみえる。〔漢書、韓安国伝〕に「出づるに
と
し、入るに
と言ふ」とする。蹕は警蹕のときに発する声を、そのまま写したものであろう。
蹕・護蹕・止蹕・徙蹕・清蹕・仙蹕・先蹕・前蹕・駐蹕・停蹕・天蹕・犯蹕・鳳蹕・鳴蹕・鸞蹕出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...