デジタル大辞泉 「蹙む」の意味・読み・例文・類語 しじ・む【×蹙む/▽縮む】 [動マ四]ちぢむ。小さくなる。〈日葡〉[動マ下二]1 ちぢめる。「人の衣きぬ袴はかまの丈伸べ―・め制せさせ給ふ」〈栄花・見果てぬ夢〉2 減らす。「朝夕の御飯を日ごろよりは少し―・められ候ひて」〈著聞集・一八〉3 ひそめる。しかめる。「眉を―・めつ目を見出し」〈浄・大塔宮〉 しじか・む【×蹙む】 [動マ四]縮まる。縮む。縮こまる。「御手は…いとわりなう―・み」〈源・行幸〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蹙む」の意味・読み・例文・類語 しじ・む【蹙・縮】 [ 1 ] 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ちぢむ。ちぢまる。[初出の実例]「蹙はししむとよむぞちいさうとりつぼめたことか」(出典:玉塵抄(1563)二)[ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ⇒しじめる(蹙) しじか・む【蹙】 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ちぢまる。ちぢむ。ちぢかむ。[初出の実例]「しじかみたる髪に葵つけたる」(出典:春曙抄本枕(10C終)四三)[その他の文献]〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例