蹴上げる(読み)ケアゲル

デジタル大辞泉 「蹴上げる」の意味・読み・例文・類語

け‐あ・げる【蹴上げる】

[動ガ下一][文]けあ・ぐ[ガ下二]けって上へあげる。また、上にむかってける。「ボールを―・げる」「泥を―・げて走る馬」
[類語]蹴る蹴り上げるキックする蹴飛けとばす足蹴あしげにする蹴っ飛ばす蹴破る蹴倒す蹴散らす蹴散らかす・一蹴り

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精選版 日本国語大辞典 「蹴上げる」の意味・読み・例文・類語

け‐あ・げる【蹴上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]けあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 けって上へあげる。また、上にむかってける。
    1. [初出の実例]「三度、上様へけあげけあげして、なへなへくたくたとなして、落つるところを、口をあきて食ひたりけり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一二)
    2. 「山谷通ひの馬の蹄に、蹴(ケ)あげしものか泥町と、呼ならはしたる堤の下」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)二)

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