輔導(読み)ほどう

精選版 日本国語大辞典 「輔導」の意味・読み・例文・類語

ほ‐どう‥ダウ【輔導・補導】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正しい方向に、助け導くこと。まちがった方向へ進みそうな者に忠告を与えて指導すること。
    1. [初出の実例]「有截伝蹤。是諧良佐之輔導也」(出典朝野群載‐一二・天祿元年(970)七月一三日)
    2. [その他の文献]〔漢書‐叙伝下〕
  3. ( 補導 ) 違法行為があるか、そのおそれのある少年少女を対象とする指導。
    1. [初出の実例]「或る夜おそく女と郊外の堤防を歩いて居て警官に補導され」(出典:ヤゴの分際(1962)〈藤枝静男〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「輔導」の読み・字形・画数・意味

【輔導】ほどう(だう)

たすけ導く。〔漢書、宣帝紀〕眇(びべう)なりし時、大夫吉・中曾、~皆り。故(もと)の掖の令張賀、が躬(み)を輔し、學經を修めしむるにび、恩惠卓異、厥(そ)の功(さか)んなり。

字通「輔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android