轟然(読み)ゴウゼン

デジタル大辞泉 「轟然」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ぜん〔ガウ‐〕【×轟然】

[ト・タル][文][形動タリ]大きな音がとどろき響くさま。「轟然たる大音響」
貨物列車が―と真近を通ったのだ」〈康成雪国
[類語]とどろとどろき響き轟轟ごうごう轟音ごうおん爆音とどろく

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精選版 日本国語大辞典 「轟然」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ぜんガウ‥【轟然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「こうぜん」とも ) 大きな音のとどろき響くさま。轟轟(ごうごう)
    1. [初出の実例]「又姑場(くば)山間より、野臥(のぶし)等発り起ちぬ、とおぼしく、貝鉦(かいがね)の音轟然(クヮウゼン)たり」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)続)

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普及版 字通 「轟然」の読み・字形・画数・意味

【轟然】ごうぜん

とどろくさま。

字通「轟」の項目を見る

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