迂儒(読み)ウジュ

デジタル大辞泉 「迂儒」の意味・読み・例文・類語

う‐じゅ【×迂儒】

書物のことしか知らず、世事に疎い学者
「―諸生空論、一二外人の邪説を聴き」〈東海散士佳人之奇遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「迂儒」の意味・読み・例文・類語

う‐じゅ【迂儒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「儒」は儒者、学者の意 ) 書物のことしか知らず、世間実情に通じない学者をけなしていう語。
    1. [初出の実例]「迂儒(ウジュ)学究とて、〈略〉世間なみの者にもおとれり」(出典談義本・風流志道軒伝(1763)一)
    2. [その他の文献]〔戴復古‐訪陳与儀県尉詩〕

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