デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤用随」の解説 近藤用随 こんどう-もちゆき 1715-1781 江戸時代中期の武士。正徳(しょうとく)5年生まれ。旗本近藤貞用(さだもち)の次男。宝暦2年江戸から領地の遠江(とおとうみ)(静岡県)気賀にうつる。宝永4年の大震災でうけた被害からの復興につとめた。また豊後(ぶんご)(大分県)特産の琉球藺(い)の移植に成功し,のちそれをあんだ畳表(おもて)は「遠州表」として知られるようになった。天明元年死去。67歳。江戸出身。通称は縫殿助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例