気賀(読み)きが

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

気賀
きが

静岡県西部,浜松市南部の旧町域。浜名湖の北東岸に位置する。 1937年まで「けが」と称した。 1955年中川村と合体して細江町となり,2005年浜松市に編入。 2007年政令指定都市化に伴い北区の一部となった。江戸時代近藤縫殿助を祖とする気賀近藤氏の領地で,姫街道筋にあり,関所が設けられていた。現在,関所の建物が復元されている。周辺では米作のほかミカンの栽培が行なわれる。浜名湖県立自然公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

気賀
きが

静岡県浜松市北区細江町地域の中心地区。旧気賀町。浜名湖北岸、都田(みやこだ)川下流域。天竜浜名湖鉄道、国道362号(姫(ひめ)街道)が通じる。江戸時代、東海道の脇往還(わきおうかん)本坂通(通称姫街道)の宿駅。寛永(かんえい)(1624~1644)初年、気賀関所が置かれ、旗本気賀近藤氏が管理にあたり、湖南の新居(あらい)関所とともに通行の人々を取り締まった。1843年(天保14)本陣1、脇本陣1、旅籠(はたご)屋8。[川崎文昭]

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精選版 日本国語大辞典の解説

きが【気賀】

静岡県浜松市地名。浜名湖北岸にあり、かつては東海道姫街道と二俣往還、三信街道の分岐点にあたり、関所が置かれていた。けが。

けが【気賀】

静岡県浜松市細江町気賀(きが)の旧称。

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世界大百科事典内の気賀の言及

【細江[町]】より

…町域の中央部には都田(みやこだ)川の沖積地が広がり,北部は山地,南部は三方原が占める。中心の気賀(きが)はかつて浜名湖舟運の一拠点で,江戸時代には三ヶ日,浜松に通じる東海道の脇往還,姫街道(現,国道362号線)が通じ,関所が置かれていた。江戸後期からイグサの栽培が行われたが近年はミカン,メロン,キーウィフルーツ,レタスの栽培や酪農が盛んになっている。…

※「気賀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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