通文化調査(読み)つうぶんかちょうさ(その他表記)cross-cultural survey

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「通文化調査」の意味・わかりやすい解説

通文化調査
つうぶんかちょうさ
cross-cultural survey

文化横断的方法。世界各地の民族や社会は,それぞれ独自な内容と形態文化をもっているが,この文化を,機能的観点から各文化に共通してみられる文化項目に関して相互に比較研究することによって明らかにする調査法。 G.P.マードックらは,世界の諸民族に関する基本的な民族誌的資料を記述分類するために,すべての文化体系に共通な文化的要素である文化項目の一覧表を作成している。通文化調査は文化人類学分野で開拓されたが,今日では他の分野における方法論としても重要な意義をもつものとして評価されている。しかし一方で,文化的要素を社会の脈絡から切り離してしまっている点やデータ化されている社会の単位が均質でない点についての批判もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む