造意(読み)ゾウイ

デジタル大辞泉 「造意」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐い〔ザウ‐〕【造意】

計画すること。特に、悪事をくわだてること。
「―至極のとがを」〈愚管抄・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「造意」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐いザウ‥【造意】

  1. 〘 名詞 〙 いろいろと手段を尽くして事をなすこと。考えたくらむこと。犯罪謀反などを首唱するものにいう。
    1. [初出の実例]「造意者、雖行、仍為首」(出典:律(718)賊盗)
    2. 「大納言伴善男卿、造意の嫌疑ありければ」(出典:保元物語(1220頃か)中)
    3. [その他の文献]〔晉書‐刑法志〕

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普及版 字通 「造意」の読み・字形・画数・意味

【造意】ぞう(ざう)い

犯罪の首唱者。〔晋書、刑法志〕唱首先言するもの、之れをと謂ひ、二人對議するもの、之れを謀制と謂ひ、~三人之れを群と謂ふ。

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