週報(読み)シュウホウ

デジタル大辞泉 「週報」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ほう〔シウ‐〕【週報】

1週間ごとにする報告通知。毎週定期的に発行する刊行物

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精選版 日本国語大辞典 「週報」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ほうシウ‥【週報】

  1. 〘 名詞 〙 一週間ごとに行なう報告・報知。また、毎週定期に発行する新聞・雑誌などの刊行物。
    1. [初出の実例]「週報応募の牡丹の句の残りを検す」(出典:墨汁一滴(1901)〈正岡子規〉五月一二日)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「週報」の意味・わかりやすい解説

週報
しゅうほう

官報付録として1936年(昭和11)10月14日、政府が創刊した週刊広報誌各省の部課名で執筆され、法令法案、各種政策の解説、内外情勢、産業、経済、学術技芸に関する資料を掲載、上意下達を円滑にすることを目的とした。当初、編集名義人は情報委員会であったが、のちに情報局となる。45年6月27日発行の最終号(449号)には「本土新戦場の覚悟」「決戦下の乗車心得」「主要列車改正時刻表」の3本が掲載されている。

[京谷秀夫]

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世界大百科事典(旧版)内の週報の言及

【内閣情報局】より

…36年7月1日,情報委員会は官制による公式の機関に昇格し,各省が実施していた情報宣伝や世論指導の連絡の調整にあたった。情報委員会は各省に属する委員会と違って独立制が強く,固有の事務局をもち,同年10月には《週報》を発刊した。さらに37年9月25日,情報委員会は内閣総理大臣の管理に属する内閣情報部に拡大・改組され,従来の業務に,各省をこえる情報宣伝業務を加えて,実施機関的性格を強め,国民精神総動員運動に関する事務も担当した。…

※「週報」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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