過酸化ジアセチル(読み)カサンカジアセチル

化学辞典 第2版 「過酸化ジアセチル」の解説

過酸化ジアセチル
カサンカジアセチル
diacetyl peroxide

C4H6O4(118.09).過酸化アセチルともいう.エーテルの中で無水酢酸または塩化アセチル過酸化水素または過酸化ナトリウムを作用させてつくる.無色結晶.融点30 ℃,沸点63 ℃.衝撃によって爆発する.適当な溶媒中で分解して分離基を生成する.有機化学の遊離基反応開始剤や酸化剤に用いられる.[CAS 110-22-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む