過酸化ジアセチル(読み)カサンカジアセチル

化学辞典 第2版 「過酸化ジアセチル」の解説

過酸化ジアセチル
カサンカジアセチル
diacetyl peroxide

C4H6O4(118.09).過酸化アセチルともいう.エーテルの中で無水酢酸または塩化アセチル過酸化水素または過酸化ナトリウムを作用させてつくる.無色結晶.融点30 ℃,沸点63 ℃.衝撃によって爆発する.適当な溶媒中で分解して分離基を生成する.有機化学の遊離基反応開始剤や酸化剤に用いられる.[CAS 110-22-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む