道分石(読み)みちわけいし

精選版 日本国語大辞典 「道分石」の意味・読み・例文・類語

みちわけ‐いし【道分石】

〘名〙 道路分岐点などに立て、方向里程などをしるした標識の石。みちわけのいし
浄瑠璃伊賀越道中双六(1783)六「血筋義理と道分石(ミチワケイシ)わけて血の緒の三界に踏迷ふこそ道理なれ」

みちわけ‐の‐いし【道分石】

※浄瑠璃・吉野忠信(1697頃)三「打つれだってをふて行くみちわけのいし、筆のあと」

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