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遠心鋳造法 えんしんちゅうぞうほうcentrifugal casting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遠心鋳造法
えんしんちゅうぞうほう
centrifugal casting

高速で回転する鋳型に溶湯 (溶融金属) を注入し,溶湯自身の遠心力によって成形する鋳造法。断面が円形の管または環状の鋳物に適し,シリンダライナ,鋳鉄管,ベアリング,フライホイール,ドラムなどの製造に用いられる。鋳型は砂型でも金型,ロールでもよく,回転軸が水平な横型と垂直な竪型とがある。適用材質は鋳鉄を主とするが,銅合金軽合金ホワイトメタルにも用いられる。鋳造作業が簡単で鋳肌が美しく,生産性が高く,高品質の鋳物が製造される。

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デジタル大辞泉の解説

えんしん‐ちゅうぞうほう〔ヱンシンチウザウハフ〕【遠心鋳造法】

遠心力を利用して、中子(なかご)なしに中空の鋳物を製造する方法。鋳型を高速度で回転させながら溶融金属を注入し、遠心力で鋳型に密着させる。緻密で強度の大きなものができる。

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