適度(読み)テキド

精選版 日本国語大辞典 「適度」の意味・読み・例文・類語

てき‐ど【適度】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 程度がちょうどよいこと。ほどよいこと。また、そのさま。適当な程度。
    1. [初出の実例]「此製法若し加里の分量適度を超ゆれば中塩と為て試薬医方の用に堪へず」(出典:舎密開宗(1837‐47)内)
    2. 「間隔の適度(テキド)なるが為めに」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「適度」の読み・字形・画数・意味

【適度】てきど

丁度。

字通「適」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android