デジタル大辞泉 「好い加減」の意味・読み・例文・類語 いい‐かげん【▽好い加減】 [形動][文][ナリ]1 仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すさま。投げやり。おざなり。無責任。「好い加減なやり方」「好い加減な人」→出鱈目でたらめ[用法]2 相当な程度に達しているので、ほどほどのところで終わってほしいさま。「好い加減に雨もやんでほしい」「冗談は好い加減でやめてくれ」[副]かなり。相当。「好い加減いやになった」「好い加減飽きがきた」[連語]程よい程度。手ごろ。適当。「好い加減の湯」「小物をしまうのに好い加減の大きさの箱」[アクセント]はイーカゲン、はイーカゲン。[類語]適当・生半可・ぞんざい・投げ遣り・でたらめ・ちゃらんぽらん・行きあたりばったり・無責任・甘い・手ぬるい・生ぬるい・甘っちょろい・安易・手軽てがる・楽・安直・適当・杜撰ずさん・放漫・漫然・閑却・等閑とうかん・なおざり・お座なり・おろそか・ゆるがせ・粗末・易きに付く・飽きる・うんざり・桐壺源氏・隠公左伝・人任せ・天道任せ・運任せ・風任せ・成り行き任せ・無計画・出たとこ勝負・ぶっつけ本番・手当たり次第・片っ端から・なまじ・なまじっか・なまなか・なまじい・生煮え・不十分・不完全・不徹底・不行き届き・半端・中途半端・宙ぶらりん・無頓着・のんき・能天気・無関心・ノンシャラン よい‐かげん【▽好い加減】 [形動][文][ナリ]「いいかげん」に同じ。「―に返答をして置いたが」〈鉄腸・花間鶯〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by