遺事(読み)イジ

精選版 日本国語大辞典 「遺事」の意味・読み・例文・類語

い‐じヰ‥【遺事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 昔から伝わり残っている事柄。
    1. [初出の実例]「求国家之遺事賢人哲士之所終始唐之一経」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)七・耕閑軒記)
    2. [その他の文献]〔史記‐楽毅伝〕
  3. 死者のし残した事柄。
  4. ある計画、事業などでもれ残った事柄。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遺事」の読み・字形・画数・意味

【遺事】い(ゐ)じ

昔のこと。後世に残されていること。〔史記、楽毅伝〕夫(そ)れ齊は國の餘業にして、最事なり。

字通「遺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む